小上がりとは
小上がりとは、リビングより少し高くなった、小部屋風の空間です。必ずしも畳空間とは限りませんが、リビングやダイニング、子供部屋など家の一部に設置することが最近では増えています。
リフォームをしなければ設置できないと思われがちですが、家具と同じように既製品を購入して置くだけで、小上がりを楽しむことができます。


小上がりのメリット
工事なしで叶う寛ぎ空間
小上がりの空間は家族の憩いの場、お昼寝スペース、洗濯ものを畳んだり家事をする場所、お子様の遊び場など様々な用途として使えます。
また、畳小上がりはフローリングとは違い畳の肌ざわりを感じられ、ほっと一息つくこともできます。
小上がりがあると、1段高いスペースが出来るので、メリハリが生まれ部屋を広く見せることもできます。
大容量の収納力
小上がりの下は収納空間になっているタイプもあります。
畳小上がりの下の収納は区切られているので、シーズンやジャンルごと、家族の持ち物ごとに分けることが出来きてとても便利です。収納のためだけの家具を増やしたくない方にもおすすめです。

ソファーやベッドの役割も
小上がりは腰かけるのに丁度よい高さです。30~40cmの高さが一般的に座りやすい高さと言われています。サイドテーブルやダイニングテーブルの側に置けばダイニングスツールや椅子の代わりとしても使用できます。
また、布団を敷くことでベッドとしての役割も果たします。小上がりの収納部分に布団を入れておけば来客用のベッドを用意することなく家に遊びに来た人に心地よく過ごしてもらえます。

小上がりのデメリット
部屋に圧迫感を感じる場合がある
小上がりは部屋に奥行を与えますが天井の低い家や、設置する場所の広さによっては少し狭く感じることもあります。
置きたい場所のサイズをしっかり計測する必要がある
小上がりは比較的大きな家具となることが多いので、設置する場所のサイズを予めしっかり計る必要があります。
段差に注意が必要
小上がりの段差はメリットもある反面、お子様やお年寄りの方には注意して使用していただく必要があります。小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、ベビーゲートをつけると落下の防止対策になります。最近は色や形も豊富にあるので、小上がりの外観を損ねることなくつけることができます。
小上がりの昇り降りの負担を軽減するアイテム!
お子様やお年寄りの方がスムーズに小上がりを昇り降りできるアイテムもあります。
床や畳を傷つけない設計となっているので、ベッドの側や和室などでも活躍します。
オシャレな畳小上がり実例
リビングの側に置いて、生活を暮らしやすく


和室が無い家の畳空間として


部屋にぴったり合うサイズの小上がり


部屋をオシャレにするインテリア家具として


設置のポイント
設置ポイント① 使う場所を決める
畳小上がりを置きたいときは、まず置く場所を決めてみましょう!
具体的にイメージすることで、引出し収納にすべきか、規格サイズの商品で良いかどうかが分かります。
また、畳小上がりで重要となってくる「畳の種類」も置く場所に最適なものを選ぶことができます。
例えば、ダイニングや子供部屋など汚れやすい場所で「い草」の畳を選択してしまうとメンテナンスが大変になるので、その場合は水や汚れに強くお手入れが簡単な「和紙」「樹脂」素材の畳がおすすめです。和室の代わりに畳小上がりを置きたい場合は「い草」の畳を選ぶことで香りよい本格的な和室を作ることができます。
設置ポイント② 商品を決める
置く場所が決まれば、用途に合う畳小上がりを選びましょう。
規格の物で良いのか、オーダーメイドで頼む必要があるのか調べてみましょう。
ぴったりのサイズの小上がりが欲しい場合はオーダーメイドを選ぶ必要がありますが、隙間が空いても気にならない場合は既製品がお得で納期も早いのでおすすめです。
<既製品のメリット>
値段が安い、納期が早い、修理の際、簡単に対応してもらえる
<オーダーメイドのメリット>
置きたい場所にぴったりはまる、部屋の雰囲気や用途に合わせやすい、特別感がある
設置ポイント③ 畳・フレームカラーを決める
畳の種類
次に畳の種類や色を決めましょう!
先ほど少し触れたように、畳の素材(い草、和紙、樹脂)によって良さがそれぞれあります。下記に簡単にまとめましたので是非参考にしてください。
<い草>
本格派の畳空間を造りたい方へ、香り、肌触り、調湿効果など「い草」ならではの良さがあります。
<和紙>
い草に似た肌ざわり。カラーも豊富、防ダニ・カビ効果もあるので扱いやすい畳です。
<樹脂>
耐久性を1番に考えたいお客様にはこちら。デザイン性のある畳も多いのが特徴です。

フレームカラー
フレームカラーの決め方は、一緒に置く家具や床の色と同じにすることで部屋に馴染みます。置く場所が狭い時は、高さがある家具なので、明るいフレームカラーを選ぶことで解放感を感られます。
費用とこの記事で紹介した商品






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